ここでは、カフェ経営を行うオーナーの年収についてまとめています。年収の相場や年収アップを目指す方法などを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
カフェ経営を行うオーナーの年収は、店舗の規模などによって異なります。たとえば、個人経営の10~30席程度のカフェの場合、オーナーの年収はおよそ360万円程度が一般的。
ただ、年収に大きな影響を与えるのは集客人数です。
そのため、集客で成果を上げているオーナーの年収が1,000万円を超えるケースも。カフェオーナーの年収が1,000万円を超えるケースは稀ですが、年収360万円以上を稼ぐことは十分に可能でしょう。
一方、10~30席程度のカフェであっても、年収360万円を大きく下回る可能性もあります。1日数人程度しか来店しなければ、年収はおよそ200万円以下となるケースもあるでしょう。
カフェ経営で年収を上げるためには、「どこに店舗を構えるか」が重要。立地は集客に大きな影響を与えるうえ、メニューやサービス内容のように後から変更することはできません。そのため、立地選びは慎重に行いましょう。
集客を見込める立地選びでは、「人通りが多い」ほか「店舗のメニューや雰囲気が客層にマッチしている」ことがポイント。その立地に多い年齢や性別、特性などに合ったカフェなら、安定した経営を期待できるでしょう。
カフェの売上をアップする方法で有効なのが、デリバリーサービスの導入です。デリバリーサービスはお客さんが店舗へ足を運ばなくても商品を受け取ることができるため、「席数以上の売上を確保したい」「アクセスしにくい場所に店舗がある」といった場合でも売上アップを狙えます。
デリバリーの利用率を上げるためには、店内と同じメニューを提供するほか、テイクアウト限定メニューを用意するなどの工夫が必要です。
なお、「デリバリーサービスに割ける人員がいない」というときは、配達代行サービスを利用しましょう。
客単価とは、お客さん1人あたりが支払う平均金額のこと。客単価が上がるほど売上もアップしますから、客単価を上げるための工夫が必要です。
たとえば、ほとんどのお客さんがドリンク1杯のみを注文する場合、フードも購入したくなるように工夫をすれば客単価はアップします。また、より価格の高いドリンクの注文数が上がるように工夫をするのも効果的です。
客単価アップのための具体的な工夫としては、接客時におすすめメニューを紹介する・ドリンクが空いたら追加注文を勧めるなどの方法が挙げられるでしょう。
店舗に収容できる客数を増やすことで、売上アップを図れます。たとえば、席数が10席しかないカフェが人気店となっても、収容できる客数が少ないことで売上確保のチャンスを逃してしまいます。
そのため、カフェを開業する際は「どのくらいの席数が必要か」をしっかりと検討しましょう。希望年収から逆算して考えることもおすすめです。
カフェの経営が安定してきたら、2店舗目のオープンを検討しましょう。単純に考えれば、2店舗目が1店舗目と同程度の売上を上げることができれば、オーナーの年収は2倍になります。
ただし、多店舗展開で失敗してしまうケースもあることに注意が必要です。1店舗目の経営が安定していない・多店舗展開のための自己資金が不足しているといった状態では、「多店舗展開をしたことで資金に余裕がなくなった」となる可能性があります。
カフェオーナーの年収を上げるためには、「集客して売上をアップする」ことがポイント。しかし、経費や人件費の管理によって「支出のムダをなくす」ことも売上アップと同じくらい重要です。
もしも開業後に「期待した以上の売上はあるのに、利益があまり残らない」という場合は、経費を見直すべきでしょう。そこで、損益計算書などを活用し、店舗の現状を数値で確認するのがおすすめです。
また、人件費の管理も大切。カフェ経営において人件費は大きな経費となりますから、人件費のムダをなくす必要があります。
人件費を削減したい場合は、オーナー自身がシフトに入るなどの方法が効果的です。無理に人件費を削ってしまうと、サービスの質が低下してお客さんが離れてしまったり、従業員不足に陥るリスクがあるため注意しましょう。
「カフェ開業でフランチャイズに加盟すると、ロイヤリティなどによって稼げないのではないか」と悩む方もいるでしょう。しかし、ロイヤリティなどの支払い以上にフランチャイズ本部のサポート効果を得られれば、年収アップが可能です。
フランチャイズに加盟することのメリットは、開業や経営のサポートを受けられる点や、本部のブランド力を借りて営業できるなどの点にあります。さらに、フランチャイズ本部によっては、季節ごとに商品を開発して集客アップをサポートしてくれることも。そのため、「フランチャイズに加盟したことで年収がアップした」というケースも少なくありません。
「集客できるか不安だ」「初めてのカフェ経営なので、わからないことがたくさんある」という方は、フランチャイズ加盟を検討してみると良いでしょう。

| 加盟金 | 150万~300万(税別) ※ブランドにより異なる |
|---|---|
| 保証金 | 150万~300万(税別) ※ブランドにより異なる |
| 店舗数 | 560店舗 (※ブランド合算数) |

| 加盟金 | 400万円 (税不明) |
|---|---|
| 保証金 | 200万円 |
| 店舗数 | 824店舗 |

| 加盟金 | 公式HPに記載なし ※必要な開業資金5,000万円~(物件取得費別途)の記載あり |
|---|---|
| 保証金 | 公式HPに記載なし |
| 店舗数 | 279店舗 |
※上記は2025年11月調査時点の情報です。
【選定基準】
2025年11月時点、Google検索「コーヒー フランチャイズ」でヒットした全17ページのうち、コーヒーをメインに販売するフランチャイズをすべて調査。
フランチャイズ加盟を募集している全18ブランドを店舗数上位10ブランド(2025年11月時点)に絞り込み、「物件・立地サポート」「開業前サポート」「開業後サポート」があるフランチャイズ6ブランドをピックアップ。その6ブランドを運営するフランチャイザー3社を以下の条件で選定。
・C-United…調査したカフェ6ブランドのうち、最も加盟金と保証金の金額が安い「珈琲館」を運営するフランチャイザー
・タリーズコーヒージャパン…調査したカフェ6ブランドのうち、2か月に1回SVによる指導があり、最も店舗数の多い「タリーズ」を運営するフランチャイザー
・プロントコーポレーション…調査したカフェ6ブランドのうち、唯一カフェとショットバーの2面性収益モデルをもつ「プロント」を運営するフランチャイザー
※1 参照元:タリーズコーヒージャパン公式HP(https://shop.tullys.co.jp/all)